“媒妁役”の読み方と例文
読み方割合
なこうどやく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愚老は眞葛周玄と申す至って不骨物ぶこつもので、此のとも幾久しゅう御別懇に願います此のたびは不思議な御縁で粥河氏よりの頼みで、届かんながら僕が媒妁役なこうどやくを仰せ付けられて
亀屋かめや旦那だんな、おれとおきちと婚礼の媒妁役なこうどやくして呉れたを恩に着せるか知らぬが貴様々々はよして下され、七七四十九が六十になってもあなたの御厄介ごやっかいになろうとはもうしませぬ、お辰は私の姪
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此の山三郎一にん不服でございますから、左様さよう粥河様とやらへ何うか仰しゃって下さるように願います、貴老あなた媒妁役なこうどやくで御迷惑でございましょうが、直ぐに引取りますから左様思召おぼしめして下さい