“威能”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちから40.0%
いの20.0%
ゐの20.0%
ボデスターディ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸〻の尊く造られし物、永遠とこしへ威能ちから(これを目的めあてとしてかゝるのりは立てられき)の跡をこの中に見る 一〇六—一〇八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
十二月十五日には二人目ににんめの妻同藩留守居役百石比良野文蔵ひらのぶんぞうむすめ威能いのが二十四歳できたり嫁した。抽斎はこの年二十五歳であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
同行者は「渋江夫婦、小野親子、多多羅、有馬、てる、なべ町娘ちやうむすめ」と記してある。渋江抽斎のたづさへて往つた妻は比良野氏威能ゐので、前年己丑にとついで、次年辛卯には死ぬる女である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
この組の中には三種みくさの神あり、第一は統治ドミナーツィオニ、次は懿徳ヴィルトゥーディ、第三の位は威能ボデスターディなり 一二一—一二三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)