天分てんぶん)” の例文
それと同時に、わたしはじぶんのおくのおくにかくれた本性ほんしょうもわかり、じぶんの天分てんぶんもわかり、じぶんが詩と近親きんしん関係かんけいにあることも知りました。
大人は自分の見栄みえや骨惜しみのために子供を犠牲にしています。大人は、ことに母親は、子供を危険からまもり、子供の天分てんぶんをのばしてやるのがその職分です。
その天分てんぶんなり、行状おこないなりが各自めいめいちがうからである。ただおうとおもえば差支さしつかえないかぎりいつでもえる……。
そしてかれがえらい音楽家おんがくかになったのは、ゆたかな天分てんぶんくるしい努力どりょくとによるのですが、またおさなときにゴットフリートからけた教訓きょうくんは、ふかくこころにきざみこまれていて
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
そして音楽の天分てんぶんがゆたかだったので、まだ何の意味いみも持たないものではあったけれど、ともかくも楽句がっくをこしらえ上げることができた。すると彼は喜びいさんで、それを祖父そふのところへ持っていった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)