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売買
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ばいばい
ふりがな文庫
“
売買
(
ばいばい
)” の例文
旧字:
賣買
「品物なら
判然
(
はっきり
)
そう解釈もできるのですが、不幸にも御礼が普通営業的の
売買
(
ばいばい
)
に使用する金なのですから、どっちとも取れるのです」
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ある
時
(
とき
)
老人
(
ろうじん
)
が
口
(
くち
)
をすべらし、
金
(
きん
)
の
売買
(
ばいばい
)
が
自由
(
じゆう
)
になつた
話
(
はなし
)
をしたものだから、ハッキリとそれは
金塊
(
きんかい
)
だろうということがわかつたわけです。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
「この世の
悪魔
(
あくま
)
の店にあるものは何ものもみな相応の
価
(
あたい
)
があって
売買
(
ばいばい
)
されるが、価なしに得らるるものは独り
神
(
かみ
)
のみ」
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
二 遠野の町は南北の川の
落合
(
おちあい
)
にあり。以前は
七七十里
(
しちしちじゅうり
)
とて、七つの渓谷おのおの七十里の奥より
売買
(
ばいばい
)
の貨物を
聚
(
あつ
)
め、その
市
(
いち
)
の日は馬千匹、人千人の
賑
(
にぎ
)
わしさなりき。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
地所
(
じしょ
)
の
売買
(
ばいばい
)
や、
訴訟
(
そしょう
)
の
代理人
(
だいりにん
)
などになって
出
(
で
)
て、そんなことで
報酬
(
ほうしゅう
)
を
得
(
え
)
て、その一
家
(
か
)
のものは
暮
(
く
)
らしていたのですが、
物識
(
ものし
)
りという
名
(
な
)
が
通
(
とお
)
っているので、このもののいったことは、
村
(
むら
)
では
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
自分に手を着けて
売買
(
ばいばい
)
貸借
(
かしかり
)
は何分ウルサクて面倒臭くて
遣
(
や
)
る気がない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“売買”の解説
売買(ばいばい)とは、当事者の一方(売主)が目的物の財産権を相手方(買主)に移転し、相手方(買主)がこれに対してその代金を支払うことを内容とする契約。
(出典:Wikipedia)
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
買
常用漢字
小2
部首:⾙
12画
“売”で始まる語句
売
売女
売卜者
売卜
売僧
売捌
売出
売国奴
売薬
売淫