壯健たつしや)” の例文
新字:壮健
「それだからね、はねよわいものやからだ壯健たつしやでないものは、みんな途中とちうで、かわいさうにうみちてんでしまふのよ」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
卯平うへい幾杯いくはいたゞちやすゝつた。壯健たつしやだといつてもかれがげつそりとちてやはらかなものでなければめなくなつてた。卯平うへいまたおつぎへ醤油しやうゆびんして
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その時父は、『壯健たつしやで豪い人になつてくれ。それ迄は死なないで待つて居るぞ。石本の家を昔に還して呉れ。』
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「どうだ元氣は。家では皆んな壯健たつしやかい。」私はさう挨拶の代りに云つた。
受験生の手記 (旧字旧仮名) / 久米正雄(著)
はうぶりし寺は當村なりやとたづぬるに向ふに見え候山のふもとにて宗旨しうしは一向宗かうしう光照寺と申し候ときいて然らば其せつ住持ぢうぢは未だ存命ぞんめい致し居やと有にさん候其節の住持祐然いうねんと申すは未だ壯健たつしやに候と答へける吉田よしだ三五郎さらば光照寺住持ぢうぢ祐然を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
だれもおいてはきません。ひとりのこらずくのです。でもね、いいですか、それまでにおほきくそして立派りつぱそだつことですよ。壯健たつしやからだつよはね! わかつて
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)