“壁代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かべしろ81.3%
カベシロ18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板敷の間に七八床畳とこだたみを設けて、七九几帳きちやう八〇御厨子みづしかざり八一壁代かべしろの絵なども、皆古代こだいのよき物にて、八二なみの人の住居ならず。
壁と言ふよりは、壁代かべしろであつた。天井から吊りさげた竪薦たつごもが、幾枚も/\ちぐはぐに重つて居て、どうやら、風は防ぐやうになつて居る。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
壁と言ふよりは、壁代カベシロであつた。天井から弔りさげた竪薦タツゴモが、幾枚も幾枚も、ちぐはぐに重つて居て、どうやら、風は防ぐやうになつて居る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
壁と言ふよりは、壁代カベシロであつた。天井から吊りさげた竪薦タツゴモが、幾枚も幾枚も、ちぐはぐに重つて居て、どうやら、風は防ぐやうになつて居る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)