“墓場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はかば95.0%
はか5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ホラシオはがぬけた。オフィリャの狂態きょうたいになっての出はすごく好かった。墓場はかば墓掘はかほりの歌う声が実に好く、仕ぐさも軽妙であった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
これはたいてい赤貝あかがひるい貝殼かひがらゑぐき、その周圍しゆういばかりをのこして前腕まへうでにはめむでのでありまして、石器時代せつきじだい墓場はかばから人骨じんこつ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
市井人しせいじんとして、八十八の老婆で死んだのだが、手習師匠へもってゆく、お彼岸の牡丹餅ぼたもちをお墓場はかへ埋めてしまったのから運命が定まったのだといえば、人間の一生なんて実に変なものだ。