“咋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
53.3%
くわ13.3%
6.7%
きのふ6.7%
くひ6.7%
6.7%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに香坂かごさかの王、歴木くぬぎに騰りいまして見たまふに、大きなる怒り猪出でて、その歴木くぬぎを掘りて、すなはちその香坂かごさかの王をみつ。
七人は蛇の教えの通り巌上に登り箭をつがえて蛇を眼懸けて立つほどに蜈蚣進んで走り寄って互いにひしひしとくわえて共に血肉になりぬ
さては我をむとて吠えたでないと知って見ると洞の上から重き物落ちる。
われ等は劇場に入りて、磴級とうきふをなせる石榻せきたふに坐したり。舞臺を見るに、その柱の石障石扉、昔のまゝに殘りて、羅馬の俳優のこゝに演技せしはきのふの如くぞおもはるゝ。
大山祇を大山くひとも申しますが、日本語の隅のことを朝鮮語でクビと申しますから、是も同義だと思ひます。
近畿地方に於ける神社 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
ここにすなはちそののこりのひるの片端もちて、待ち打ちたまへば、その目にあたりて、打ち殺しつ。かれその坂に登り立ちて、三たび歎かして詔りたまひしく、「吾嬬あづまはや」と詔りたまひき。
アメ日矛ヒホロの持ち帰りし浪振比礼ナミフルヒレ浪切ナミキル比礼、臣津野オミツヌ命の国作りの神話、猿田彦神の神話に見ゆる比良夫貝ヒラフガイ及び海鼠ナマコ櫛八玉クシヤタマ神の鵜に化して、海底のハニい出でたる、素盞嗚尊の浮宝ウキタカラを作りし
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)