“君達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きみたち80.0%
くんたつ10.0%
きんだち10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おゝ! 君達きみたちにもほゞ想像さうざう出来できるか、おうらさらはれた、天狗てんぐつかんだ、……おそらくうだらう。……が、わたしこれ地祇神とちのかみ所業しよげふおもふ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
石川君達くんたつに聞いたと云つたのである。里恵は原告節斎に有利なる証言をなしたのに、思軒は誤つて被告鰐水に有利なる証言をなしたものとした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
又石田軍記「秀次公之君達きんだち誅事つけたり卅餘人嬪妾の事」に云う
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)