“右鬢”の読み方と例文
読み方割合
うびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此時このとき艦頭かんとうてる武村兵曹たけむらへいそうは、右鬢うびん微傷びしやうけて、ながるゝ血汐ちしほ兩眼りようがんるを、こぶしはらつて、キツと見渡みわたうみおも電光でんくわうごとちかづききたつた海底戰鬪艇かいていせんとうてい
舷門げんもんより、檣樓しやうらうより、戰鬪樓せんとうらうより、双手げ、はたり、歡呼くわんこをあげて、いさみ、よろこび、をとりつ、濱島武文はまじまたけぶみ春枝夫人はるえふじんあまりのうれしさにこゑもなく、虎髯大尉こぜんたいゐ武村兵曹たけむらへいそう一人ひとり右鬢うびん