“卒中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そつちう50.0%
そっちゅう44.4%
そつちゆう5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから両人は互に文通して、励まし合つてゐたが、いくばくも無くスタインホイザアが瑞西スイスのベルンで卒中そつちうたふれてしまつた。
成斎は卒中そっちゅうで死んだ。正弘の老中たりし時、成斎は用人格ようにんかくぬきんでられ、公用人服部はっとり九十郎と名をひとしうしていたが、二人ににん皆同病によって命をおとした。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
御母おかあさんはふとつてるから劍呑けんのんだ、けないと卒中そつちゆうられるかもれないと、安之助やすのすけ始終しじゆう心配しんぱいするさうだけれども、御米およねからはせると、心配しんぱいする安之助やすのすけも、心配しんぱいされる叔母をば
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)