“半生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんせい87.5%
はんなま12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何ぼ自然主義だと云って、斯う如何どうもダラダラと書いていた日には、三十九年の半生はんせいを語るに、三十九年掛るかも知れない。も少し省略はしょろう。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
要するに、予の半生はんせい将死しょうしの気力をし、ややこころよくその光陰こういんを送り、今なお残喘ざんぜんべ得たるは、しんに先生のたまものというべし。
スキヤキ、ヘット焼、ロースト等々いろいろであるが、半生はんなまの血のたれるステーキを最も好んで食べる。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)