“励”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
はげ82.2%
はげま9.6%
いそ1.4%
つと1.4%
1.4%
はげみ1.4%
れい1.4%
ハゲ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小林少年は明智先生にはげまされて、章太郎君とは別に、恩田家へいそぎ、章太郎君は道で竹内君と別れて、自分のうちへ帰りました。
おれは二十面相だ (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
斯ういふ弁護士の言葉は、枯れ萎れた丑松の心をはげまして、様子によつては頼んで見よう、働いて見ようといふ気を起させたのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「内分にでござろう、心得ておるよ。——しかし、山狩山狩と、掛け声ばかりで、こう延び延びになっていては、農家の困窮はもとより、人心恟々きょうきょう、良民は安んじて業にいそしむことはでけん」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「このたびは、法隆寺へ修学のよしじゃが、あまりつとめて、からだを、そこねるなよ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが自分は志村を崇拝しない、今に見ろという意気ごみしきりとげんでいた。
画の悲み (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
一蹴いっしゅうし去るべきことをれいしていた程だったし、勝家もきょうここへ来るまでは、家臣と同じ気もちでいたが、評議の席へ臨んでみると
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(——タミミナハイワスレテハゲム)
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)