“刀鎗”の読み方と例文
読み方割合
とうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方、祝家荘(しゅくかそう)の入口に駐屯(ちゅうとん)していた梁山泊軍七千の上も、暮天(ぼてん)ようやく晦(くら)く、地には刀鎗(とうそう)の林を植えならべ、星は殺気に白く研(と)がれていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「甲州勢退くと見るや、城兵一時に安心し、凍えた身肌を暖めんものと甲(かぶと)を脱ぎ鎧(よろい)を解き弓矢を捨て刀鎗(とうそう)を鞘(さや)にし……」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
燕王は護衛指揮張玉朱能等をして壮士八百人をして入って衛(まも)らしめぬ。矢石(しせき)未(いま)だ交(まじわ)るに至らざるも、刀鎗(とうそう)既に互(たがい)に鳴る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)