“凝固”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こりかた32.0%
かたま24.0%
こりかたま20.0%
かたまり16.0%
ぎょうこ8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引放さんとなしけれ共お政は一※(づ)に我が夫(をつと)の無實の罪を辯解(いひとか)んと凝固(こりかた)まつたる念力ゆゑいつかな轡(くつわ)を少しも放さず夫(をつと)の命(いのち)に關(かゝ)はる大事何卒御慈悲に御取上を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
母親は、笛を手に取ると、古い埃や泥のようなもので凝固(かたま)ってしまった孔内は、吹こうにも息の抜けみちがないために音色が出なかった。
後の日の童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
自由の利く者は誰しも享楽主義になりたがるこの不穏な世に大自由の出来る身を以て、淫欲までを禁遏(きんあつ)したのは恐ろしい信仰心の凝固(こりかたま)りであった。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
白昼凝って、尽(ことごと)く太陽の黄なるを包む、混沌(こんとん)たる雲の凝固(かたまり)とならんず光景(ありさま)。万有あわや死せんとす、と忌わしき使者(つかい)の早打、しっきりなく走るは鴉(からす)で。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
だが、凝固(ぎょうこ)して小さくなった現在の悟空が、俺(おれ)たちから見ると、なんと、段違いにすばらしく大きくみごとであることか!