“内弁慶”の読み方と例文
読み方割合
うちべんけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どちらかといえば、ぼくは、内弁慶うちべんけいで、そとでは弱虫よわむしというのでしょう。幼稚園ようちえんへも、なかなか一人ひとりではいけなかったのでした。
だれにも話さなかったこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
我々が人前へ出て口のけない者をひやかして、内弁慶うちべんけいだの炬燵こたつ弁慶だのと評することわざは、地方によって色々の言いかたがある。まず九州の日向ひゅうがでは横座よこざ弁慶、横座はの正面の主人の座である。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)