“儒者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅしゃ73.3%
じゆしや20.0%
ずさ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幕府の儒者じゅしゃ筑後守ちくごのかみ新井白石あらいはくせきにいいつけられて、聖書の洋語を拾って和訳することが、ここ数年、かれの仕事とされていました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
待れけるに今日は月並つきなみの評定日なれば士農工商しのうこうしやう儒者じゆしや醫師いし或は順禮じゆんれい古手買ふるてかひ追々に罷り出控へ居ける中役人がた家々のぢやう紋付たる筥挑灯はこぢやうちん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その名のみひろごりて、ついに世におこなはるることなくて、聖人の道はたゞいたづらに、人をそしる世々の儒者ずさどもの、さへづりぐさとぞなれりける。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)