“新井白石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらいはくせき88.9%
あらゐはくせき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後に新井白石あらいはくせきの如き名家を出したにかかわらず、なお容易にその継承し来った五山僧侶そうりょの文学の余習を脱却だっきゃくし得なかったのであるが
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
幕府の儒者じゅしゃ筑後守ちくごのかみ新井白石あらいはくせきにいいつけられて、聖書の洋語を拾って和訳することが、ここ数年、かれの仕事とされていました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また新井白石あらゐはくせきのようなえら學者がくしやは、これはむかし北海道ほつかいどうから樺太からふとんでゐた肅愼しゆくしんといふ民族みんぞく使用しようしたものであらうとかんがへ、百年ひやくねんほどまへ日本につぽんたシーボルドといふ西洋人せいようじん
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)