いたは)” の例文
十七、秀林院様は霜より仔細しさいを聞こし召され、直ちに与一郎様の奥様とお内談に相成り候。後に承り候へば、与一郎様の奥様にも御生害ごしやうがいをお勧めに相成り候よし、何ともおいたはしく存じ上げ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)