“大火傷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおやけど88.9%
おほやけど7.4%
やけど3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猛火の中から救い出して、自分は半面の大火傷おおやけどを受け、その醜い大火傷の故に、宗三郎に捨てられて、大川に身を投げて死んだ筈です。
猟色の果 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
小鬢こびんから首へ、そして肩へかけての大火傷おほやけどで、晒木綿さらしもめんに包まれてをりますが、素より生命には別條なく、唸つて居る割には元氣もありさうです。
二十三四の色白の女で、様子もそんなに悪くありませんが、半面の大火傷やけどあとで、顔を見るとがっかりします。