“倦厭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんえん80.0%
うんざ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空想文学に対する倦厭(けんえん)の情と、実生活から獲(え)た多少の経験とは、やがて私しにもその新らしい運動の精神を享入(うけい)れることを得しめた。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
強烈にわれわれを魅するということはないが、倦厭(けんえん)して、唾棄(だき)し去るという風景でもありません。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
餘計(よけい)に強(し)ひて氣(き)を張(は)つて、大聲(おほごゑ)で笑(わら)ひ、高調子(たかてうし)で饒舌(しやべ)るので有(あ)るが、彼(かれ)の話(はなし)にはもう倦厭(うんざ)りしてゐるアンドレイ、エヒミチは、聞(き)くのもなか/\に大儀(たいぎ)で、彼(かれ)が來(く)ると何時(いつ)もくるりと顏(かほ)を壁(かべ)に向(む)けて
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
余計(よけい)に強(し)いて気(き)を張(は)って、大声(おおごえ)で笑(わら)い、高調子(たかちょうし)で饒舌(しゃべ)るのであるが、彼(かれ)の話(はなし)にはもう倦厭(うんざ)りしているアンドレイ、エヒミチは、聞(き)くのもなかなかに大儀(たいぎ)で、彼(かれ)が来(く)ると何時(いつ)もくるりと顔(かお)を壁(かべ)に向(む)けて
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)