“便殿”の読み方と例文
読み方割合
べんでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここまで送って来た公卿および六波羅の弓箭(きゅうせん)千五百人は引っ返す。また、廉子たち三名の妃は、便殿(べんでん)に入って、化粧改めなどすます。「増鏡」に
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
部署既ニ畢(おわ)ルヤ出デヽ朝廷頒(わか)ツ所ノ府県奉職規則ヲ示シカツコレニ告ゲテ曰ク、余東京ヲ発スルノ前幾日、皇上便殿(べんでん)ニ宣光ラヲ引見シ詔シテ曰ク民ハ国ノ本ナリ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
改めて、叔甥(おじおい)の名乗りをなし、帝は慇懃礼(いんぎんれい)をとって、玄徳を便殿(べんでん)へ請(しょう)じられた。そして曹操もまじえて酒宴を賜わった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)