“侮辱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶじょく82.7%
ぶじよく11.1%
はづかしめ2.5%
あなどり1.2%
ぶぢよく1.2%
ぶべつ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれだけの凶賊を、探偵がとらえようともしないで逃がしてやるのが、どんなひどい侮辱(ぶじょく)だか、きみには想像もできないくらいだよ。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
命から二番目の一刀——來國俊を侮辱(ぶじよく)された憤懣(ふんまん)の黒雲が、若い七之助の胸一杯に鬱積(うつせき)して、最早最後の分別も無くなつた樣子です。
私は調戲はれると言ふよりは嬲(なぶ)られるやうな氣がして、その度に堪へ難い侮辱(はづかしめ)を感じて居りました。で、隱れるやうにしてお牧の家まで歩きました。
かくわれらあらん限り、御身のみ心をおのれとし、み栄を高くかかげて、異端者の悪しき思いやあまたの人の心なき業、また、そそっかしき心もて受けさせ給う侮辱(あなどり)をも、そそぎまつらんことを希う。
旅愁 (新字新仮名) / 横光利一(著)
今日(こんにち)に於(おい)て生(しやう)じたからとて、其當時(そのたうじ)の二氏(し)の鑑識(かんしき)に就(つい)て、侮辱(ぶぢよく)する事(こと)には决(けつ)して當(あた)るまいと余(よ)は信(しん)じて居(ゐ)る。
是非下ろして見せると云う威嚇(おどし)もあらわれていない。下りたかろうと焦(じ)らす気色(けしき)は無論ない。ただ下りられまいと云う侮辱(ぶべつ)の色で持ち切っている。それは何ともなかった。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)