“体躯”のいろいろな読み方と例文
旧字:體躯
読み方割合
たいく50.4%
からだ45.3%
なり4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隊長シュミット氏は一行中で最も偉大なる体躯たいくの持ち主であって、こういう黒髪黒髯こくぜんの人には珍しい碧眼へきがんに深海の色をたたえていた。
北氷洋の氷の割れる音 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
顔をあげて拝むような目付をしたその男の有様は、と見ると、体躯からだの割に頭の大きな、下顎おとがいの円く長い、何となく人の好さそうな人物。
朝飯 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
なんだ大きな体躯なりをして立つてるやつるか、すわんなよ。弥「用が有るならぢきつてるにやア立つてるはうはええや。 ...
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)