トモ)” の例文
トモ」「思ひ」などの「も」には「母」を用い、「モモ」「イモ」「カモ」「シモ」などの「も」には「毛」を用いる
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
既に述べた「トモ」のなつかしい女風俗なども、日置法と関聯する所はないだらうが、日祀りの信仰と離れては説かれぬものだといふことは、凡考へてゐてよからう。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大君のトモ隼雄ハヤヲと はやりたる去年の思ひの、よみがへり来も
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
既に述べた「トモ」のなつかしい女風俗なども、日置法と關聯する所はないだらうが、日祀りの信仰と離れては説かれぬものだといふことは、凡考へてゐてよからう。
山越しの阿弥陀像の画因 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
既に述べた「トモ」のなつかしい女風俗なども、日置法と關聯する所はないだらうが、日祀りの信仰と離れては説かれぬものだといふことは、凡考へてゐてよからう。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
トモに立つて來た家人ケニンの一人が、大きな木の叉枝マタブリをへし折つて來た。さうして、旅用意の卷帛マキギヌを、幾垂れか、其場で之に結び下げた。其をユカにつきさして、即座の竪帷タツバリ—几帳—は調つた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
トモに立つて來た家人ケニンの一人が、大きな木の叉枝マタブリをへし折つて來た。さうして、旅用意の卷帛マキギヌを、幾垂れか、其場で之に結び下げた。其をユカにつきさして、即座の竪帷タツバリ—几帳—は調つた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
トモに立つて来た家人ケニンの一人が、大きな木の叉枝マタブリをへし折つて来た。さうして、旅用意の巻帛マキギヌを、幾垂れか、其場でコレに結び下げた。其をユカにつきさして、即座の竪帷タツバリ—几帳—は調つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
これをトモと謂つてゐる。宮津辺では、日天様ニツテンサマ御伴オトモと称して、以前は同様の行事があつたが、其は、彼岸の中日にすることになつてゐた。紀伊の那智郡では唯おともと謂ふ……。かうある。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
これをトモと謂つてゐる。宮津邊では、日天樣ニツテンサマ御伴オトモと稱して、以前は同樣の行事があつたが、其は、彼岸の中日にすることになつてゐた。紀伊の那智郡では唯おともと謂ふ……。かうある。
山越しの阿弥陀像の画因 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
これをトモと謂つてゐる。宮津邊では、日天樣ニツテンサマ御伴オトモと稱して、以前は同樣の行事があつたが、其は、彼岸の中日にすることになつてゐた。紀伊の那智郡では唯おともと謂ふ……。かうある。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
藤原の大宮づかへ がむ をとめがトモは、ともしきろかも(巻一)
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
即、其家の伝来の職業に関する呪詞で、天子から仰せられなければならぬものを、其団長或は族長から言ふ様になるのだ。其が同時に、それらの所謂トモミヤツコが、沢山の部民を率ゐる原因になるのだ。
そこへ一人のトモが、追ひついて來た。息をきらしてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
そこへ一人のトモが、追ひついて來た。息をきらしてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
そこへ一人のトモが、追ひついて来た。息をきらしてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)