仲間入なかまいり)” の例文
「ほんに仲間入なかまいりしたらよかつぺ」うち女房にようばうもいつた。わか女房等にようばうら仲間なかまにはらなかつた。さうしてたゞわらつてた。うたさわこゑすべてがこゝろられてると
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ついで英露仏等の諸国も来りて新条約の仲間入なかまいりしたれども、その目的は他に非ず、日本との交際こうさいあたかも当時の流行りゅうこうにして、ただその流行にれて条約を結びたるのみ。
だから、ある方面に知名な人の顔は大分覚えてゐた。其なかには伯爵とか子爵とかいふ貴公子もまじつてゐた。彼はんなひと仲間入なかまいりをして、其仲間なかまなりの交際つきあひに、損もとくも感じなかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「こつちのはうひど威勢えせいえゝかららも仲間入なかまいりさせてもらえてもんだ」寶引はうびきばあさんはいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)