“井筒形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いづつがた50.0%
ゐづつがた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
往来傍おうらいばたにはまた岸に臨んで、はてしなく組違くみちがえた材木が並べてあるが、二十三十ずつ、四ツ目なりに、井筒形いづつがたに、規律正しく、一定した距離を置いて、何処どこまでも続いて居る、四ツ目の間を、井筒の彼方かなた
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
往來傍わうらいばたにはまたきしのぞむで、はてしなく組違くみちがへた材木ざいもくならべてあるが、二十三十づゝ、目形めなりに、井筒形ゐづつがたに、規律きりつたゞしく、一定いつていした距離きよりいて、何處どこまでもつゞいてる、あひだを、井筒ゐづつ彼方かなた
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)