“九五”の読み方と例文
読み方割合
きゅうご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(陛下には、まだ九五きゅうごの御位について日も浅いのに、ふたたびここで大戦を起すなどは、決して、宗廟そうびょうの政を重んずるゆえんでない)
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八十歳の高齢で虎に食われたまいしと記憶する、さしも九五きゅうごの位にきたもうべかりし御方の虎腹に葬られたまいしは誠に畏れ多き事だが
燕王えんおう今は燕王にあらず、げんとして九五きゅうごくらいに在り、明年をもって改めて永楽えいらく元年とさんとす。しこうして建文皇帝は如何いかん
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)