“宗廟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうびょう66.7%
くにいへ11.1%
そうべう11.1%
ソウベウ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(陛下には、まだ九五きゅうごの御位について日も浅いのに、ふたたびここで大戦を起すなどは、決して、宗廟そうびょうの政を重んずるゆえんでない)
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
是れまことに天、朕が不叡をさなく、且つ国の不平みだれたるをあはれみたまひて、天業あまつひつぎ経綸をさ宗廟くにいへを絶たざらしめたまふか
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
貧福をいはず、ひたすら善をまん人は、その身に来らずとも、子孫はかならず幸福さいはひべし。一〇三宗廟そうべうこれをけて子孫これをたもつとは、此のことわりの細妙くはしきなり。