“久濶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうかつ79.5%
きゆうかつ7.7%
しばらく5.1%
ひさし5.1%
ひさしぶり2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて小僧がとり次ぐと、和尚さんの姿がそこに出て来た。久濶きゅうかつの友に訪われた喜びが、声やら言葉やら態度やらにあらわれて見えた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
久濶きゆうかつのみやげに同志をひきあわせよう」仙介は日焦ひやけのした顔をふり向け、太宰が坐るのを待ちかねたように云った、「こちらは讃岐さぬきの井上文郁、それに長谷川秀之進だ」
日本婦道記:尾花川 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ほんとに久濶しばらくですことねエ、私、貴嬢あなたに御目にかゝりたくてならなかつたんですよ、手紙でとも思ひましたけれどもね
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
久濶ひさしや、兵曹へいそう足下おまへ本國ほんごく名高なだか櫻木海軍大佐閣下さくらぎかいぐんたいさかくか部下ぶか武村兵曹たけむらへいそうではないか。』とひかけた。
廊下人無き処にて秀は読過一遍、「ああ、そうだ。おお、恐怖こわいことね。早速お暇を頂こう。ちょうど可い久濶ひさしぶり祖母様おばあさんの顔も見られる。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)