“兵曹”の読み方と例文
読み方割合
へいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じつ先刻せんこくきふおもつて、この兵曹へいそうとも遊獵いうれうたのが、天幸てんこうにも君等きみらをおたすまうことになつたのです。』とひながら、大空おほぞらあほて。
分隊長はまさに双眼鏡をあげて敵のかたを望み、部下の砲員は兵曹へいそう以下おおむねジャケットを脱ぎすて、腰より上はひじぎりのシャツをまといて潮風に黒める筋太の腕をあらわし
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
岩石がんせきつるぎのやうに削立つゝたつて荒磯あらいそへんだのを、兵曹へいそう元氣げんきまかせて引廻ひきまはされたので、ひどつかれてしまつた。