“不信”の読み方と例文
読み方割合
ふしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうでなかったら、音楽おんがくというのはなんだ? 神様に対する不信ふしんだ、神様をけがすことだ、正直しょうじき真実しんじつなことをかたるために、われわれに美しい歌を下さった神様をね。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
耶蘇やそほど霊力れいりょくがあるなら、巳代吉の唖は屹度きっとなおる。年来ねんらい眼の前に日々此巳代吉にあらわるゝなぞを見ながら、かなしいかな不信ふしん軽薄けいはくの余には、其謎をき其舌のしばりを解く能力ちからが無い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)