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一棹
ふりがな文庫
“一棹”の読み方と例文
読み方
割合
ひとさお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとさお
(逆引き)
葉子は桑と塗物の二つか三つある中から、かなり上等な桑の鏡台を買ったが、そこの紹介で大通りの店で箪笥も
一棹
(
ひとさお
)
買った。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
成善は家禄を
割
(
さ
)
いて、その五人扶持を東京に送致してもらうことを、当路の人に請うて
允
(
ゆる
)
された。それから長持
一棹
(
ひとさお
)
の錦絵を書画兼骨董商
近竹
(
きんたけ
)
に売った。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
抵当の品物というのは、封印してある長持が
一棹
(
ひとさお
)
であった。中には、内蔵助が、心を
籠
(
こ
)
めて入れた品が
充
(
み
)
ちているのであったが、程なく、その使の者が帰って来ていうには
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一棹(ひとさお)の例文をもっと
(7作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一棹”のふりがなが多い著者
佐々木邦
三遊亭円朝
徳田秋声
長谷川時雨
吉川英治
森鴎外
泉鏡花