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それこれ
ふりがな文庫
“それこれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夫是
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫是
(逆引き)
汲ませ玉へやといふ先に家の
大
(
おほい
)
なるに合せ奮發したる茶代の高
此
(
こゝ
)
に至ツて光を放ちぬ
併
(
しか
)
しながら此家は
夫是
(
それこれ
)
の事に拘はらず山を祝ふて酒を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
も申置ず
夫是
(
それこれ
)
にて無實の御難儀を
掛
(
かけ
)
しこと誠に面目次第も御座なく候との
物語
(
ものがた
)
りを聞て女房お政は大いに
驚
(
おどろ
)
き扨は然樣な事にてありしかと今さら
恨
(
うら
)
みを云しが面目なく而て又其一人娘を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
車代ばかり一円五十銭から使いました
夫是
(
それこれ
)
の費用がザッと三円サ
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
助け孝順なる事誠に
稀
(
まれ
)
なる深切にして自分は一向に
姿態
(
なりふり
)
にも
構
(
かま
)
はず
着
(
きれ
)
ば着たなり又門弟中より申うけたる金なども何程あるやら勘定もせず少しも
欲心
(
よくしん
)
のなき人なれば門弟
中
(
ちう
)
の中
重立
(
おもだち
)
たる者が
夫是
(
それこれ
)
の
取始末
(
とりしまつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
夫是
(
それこれ
)
の
義理
(
ぎり
)
にて
繋
(
つなが
)
れし天地
和合
(
わがふ
)
の
縁
(
えん
)
にて
双方
(
さうはう
)
の申口により事分明なり九助其方島田宿
泊
(
とまり
)
の
節
(
せつ
)
盜賊
(
たうぞく
)
の
難
(
なん
)
とは如何なる
譯
(
わけ
)
ぞ又百八十兩と申ては大金なるに其方
馴染
(
なじみ
)
も
薄
(
うす
)
き藤八へ預けしは如何の手續なりしや
猶
(
なほ
)
明白
(
めいはく
)
に申せと尋問らるに九助は先日も申上し通り百八十兩
餘
(
あま
)
りの大金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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