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がまぐち
ふりがな文庫
“がまぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蟇口
77.3%
蝦蟇口
19.9%
蟆口
0.7%
蝦蟆口
0.7%
蝦蟇
0.7%
鰐口
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟇口
(逆引き)
そこへ十八九に見える姿の好い女給が
勘定書
(
かんじょうがき
)
を持って来た。彼はインバの
兜衣
(
かくし
)
から
蟇口
(
がまぐち
)
を出してその金を払うとともにすぐ腰をあげた。
青い紐
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
がまぐち(蟇口)の例文をもっと
(50作品+)
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蝦蟇口
(逆引き)
蝙蝠傘を少し内廻転をさせた
膝
(
ひざ
)
の間に寄せ掛けて、帯の間から出して持っていた、小さい
蝦蟇口
(
がまぐち
)
の中を、
項
(
うなじ
)
を
屈
(
かが
)
めて
覗
(
のぞ
)
き込んだ。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
がまぐち(蝦蟇口)の例文をもっと
(28作品)
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蟆口
(逆引き)
といひながら皆の見てゐる前で
蟆口
(
がまぐち
)
から五円札の何枚かを取り出して見せてゐたが、急に顔色をかへて、慌てゝ蟆口から根こそぎ中のものを取り出して
骨
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
それでも勘定だけはしておかうと思つて、女中を呼んで払ひのために懐中物を出しにかゝつた時、勃凸も気がついたやうに
蟆口
(
がまぐち
)
を取り出した。Iが金がないのにしやれたまねをするとからかつた。
骨
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
がまぐち(蟆口)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
蝦蟆口
(逆引き)
折れたか、と
吃驚
(
びっくり
)
して、拾い直して、
密
(
そっ
)
と机に乗せた時、いささか、
蝦蟆口
(
がまぐち
)
の、これで
復讎
(
ふくしゅう
)
が出来たらしく、
大
(
おおい
)
に男性の意気を発して
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
がまぐち(蝦蟆口)の例文をもっと
(1作品)
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蝦蟇
(逆引き)
「宜しい」とフリント君は
蝦蟇
(
がまぐち
)
を探した。「私が出しときましょう」
夜汽車
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
がまぐち(蝦蟇)の例文をもっと
(1作品)
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鰐口
(逆引き)
お庄が切符を買うと、芳太郎も
鰐口
(
がまぐち
)
から金を出して同じように四ツ谷行きを買った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
がまぐち(鰐口)の例文をもっと
(1作品)
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