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ヤカ
ふりがな文庫
“ヤカ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
やか
語句
割合
宅
66.7%
家
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宅
(逆引き)
又、自分ののろ
殿内
(
ドノチ
)
の
宅
(
ヤカ
)
つ神なる火の神に
事
(
ツカ
)
へる。其外にも、村全体としての神事には、中心となつて祭りをする。間切、村の
根所
(
ネドコロ
)
の祭りにも与る。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
併し恐らくは、火の神の為に、建て物を構へたのは一つもなく、建て物あつて後に、火の神を祀る事になつたので、某々の家の
宅
(
ヤカ
)
つ神、と考へて来たのに違ひない。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
のろ殿内に祀るのは、表面は、火の
神
(
カン
)
であるが、此は単に、
宅
(
ヤカ
)
つ神としてに過ぎない事は既に述べた。のろ自身は、由来記などに記した程、火の神を大切にはしてゐない。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
即、石上乙麻呂の歌——及び詩——、中臣
宅
(
ヤカ
)
守・
茅上郎女
(
チカミノイラツメ
)
の相聞連作、源融・小野篁・在原行平の歌、其から更に源氏物語その他の、貴人流離の物語の人生観を誘導してゐる。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ヤカ(宅)の例文をもっと
(2作品)
見る
家
(逆引き)
杜
(
モリ
)
・
神南備
(
カムナビ
)
などは、社殿のないのが本体で、社あるは、
家
(
ヤカ
)
つ
神
(
ガミ
)
或は、梯立で昇り降りするほくらの神から始まるのである。社ある神と、ない神とが、同時に存在したのは、事実である。
琉球の宗教
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ヤカ(家)の例文をもっと
(1作品)
見る
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