“もちぬし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
持主66.7%
所有主25.0%
所有者8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも八月のすえには、みんなめいめいの持主もちぬしもどってしまうのです。なぜなら、九月には、もう原の草がれはじめ水霜みずしもが下りるのです。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
小柄な貧弱な体格の所有主もちぬしであったが腕にだけ不思議な金剛力があって柱の釘をぐいと引っこ抜くとは江戸中一般の取り沙汰であった。
かの顏を見るや、我はこれらを物にうつれる姿なりとし、その所有者もちぬしの誰なるをみんとて直ちに目をめぐらせり 一九—二一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)