“むてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無敵66.7%
霧笛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無敵むてきにわけのわからぬ強情がうじよう加减かげん唯〻たゞ/\女房にようぼうにばかりやはらかなる可笑をかしさも呑込のみこめば、伯母おばなるひと口先くちさきばかりの利口りこうにてれにつきてもからさつぱり親切氣しんせつげのなき
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
彼等かれら日本帝國につぽんていこくために、いまかゝ戰艇せんてい竣成しゆんせいしたとつたら、けつしてもくしてはりません、必定ひつぜう全力ぜんりよくつくして、掠奪りやくだつ着手ちやくしゆしませうが、其時そのときうごいては天下てんか無敵むてきこの電光艇でんくわうてい
同時に船橋ブリッジから電話が来て、すぐに半運転を全運転に切りかえる。霧笛むてきをやめる。探照燈を消す。機関室は生きあがったように陽気になった。一等運転手の声が電話口に響いた。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)