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むぎこき
ふりがな文庫
“むぎこき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
麥扱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麥扱
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
夏
(
なつ
)
になれば
何處
(
どこ
)
でも
忙
(
いそが
)
しい
麥扱
(
むぎこき
)
や
陸稻
(
をかぼ
)
の
草取
(
くさとり
)
に
傭
(
やと
)
はれた。
彼
(
かれ
)
は
自分
(
じぶん
)
の
村落
(
むら
)
を
離
(
はな
)
れて五
日
(
か
)
も六
日
(
か
)
も
泊
(
とま
)
つて
居
(
ゐ
)
て
歸
(
かへ
)
らぬことがある。
卯平
(
うへい
)
には
先
(
さき
)
から
先
(
さき
)
と
歩
(
ある
)
いて
居
(
ゐ
)
ることが
却
(
かへつ
)
て
幸
(
さいは
)
ひであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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