“みまえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御前83.3%
神前8.3%
聖前8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淫奔いんぽん、汚濁、しばらくのも神の御前みまえに汚らわしい。いばらむちを、しゃつの白脂しろあぶらしりに当てて石段から追落おいおとそう。——があきれ果てて聞くぞ、おんな
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この雨気、久しぶりの雨を地にめぐもうぞ。正成はこれより建水分たけみくまり神前みまえに、さっそく、お礼をのべに参る。——また郎党どもは、手分けして、郷々さとざと名主なぬしへ、同慶のよしを、触れ歩け。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
来会の諸君、我等が此処に集まれるは神の聖前みまえに於て、此男子このだんし女子をして神聖なる結婚の式を挙げしめんが為なり。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)