“まんと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マント
語句割合
満都50.0%
外套25.0%
滿都25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にんこゝろざしをたて国家こくかため其身そのみをいたせば、満都まんとひとな動かされて梅の花さへ余栄よえいたり、人は世にひゞわたるほどの善事よきことしたきものなり、人は世に効益かうえきあたふる大人君子たいじんくんしむかひては
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
『其處にゐる軍人の外套まんとからだに。私いさうだんべと思つて探したら、慥かにはあ四十一ルーブルと二十コペエクありましただあ。』言ひながら百姓は、分捕品でゝも有るかのやうに羚羊かもしかの皮の財布を振り𢌞した。
我が最近の興味 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
不忍しのばずいけ懸賞けんしやうづきの不思議ふしぎ競爭きやうさうがあつて、滿都まんとさわがせたことがある。いけ内端うちわ𢌞まはつて、一周圍ひとまはり一里強いちりきやうだとふ。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)