“べにいりゆうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紅入友染80.0%
紅入友禅20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
対合むかいあった居附いつきの店の電燈瓦斯がす晃々こうこうとした中に、小僧のかげや、帳場の主人、火鉢の前の女房かみさんなどが、絵草子の裏、硝子がらすの中、中でも鮮麗あざやかなのは、軒に飾った紅入友染べにいりゆうぜんの影に、くっきりとあらわれる。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
紅入友染べにいりゆうぜん長襦袢ながじゅばん
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
背姿うしろすがたせわしそうに、机の前なる紅入友禅べにいりゆうぜん唐縮緬とうちりめん、水に撫子の坐蒲団すわりぶとんを、するりと座敷の真中まんなかへ持出したは、庭の小菊の紫を、垣からのぞく人の目には、うなじの雪もくれないも、見え透くほどの浅間ゆえ
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)