“べえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ベエ
語句割合
兵衛75.0%
8.3%
8.3%
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小手抜こてぬき小女郎、公孫樹いちょうのきのお夏、それから法蔵寺どじ兵衛べえとな……名は体を現わすと云うが、そのどじ兵衛という狐、どじなことばかりするそうじゃ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「そうだ、こねえだのべえくらいに掘らざあなるめえがな」
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
虎井満十はべえで喧嘩早くて、始末の悪い男には相違ありませんが、正直で感がよくて、特種取りの名人で、新聞記者としては、東京で何人と言われた腕達者だったのです。
笑う悪魔 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ポンと寅を川ん中へほうり込んだ時にゃア、おらあフーッてって這ッちまった、あのなげ永代橋えいてえよつべえに這って向うまで渡って、箱崎のてつ爺さんの屋台店やてえみせへ飛び込んで