“へんじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
返上50.0%
變状25.0%
辺城25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らぬことゝて取乱とりみだせし姿すがたられしか、られしに相違さうゐなしと、かほにわかにあつくなりて、夢現ゆめうつゝうつむけば、ほそきよしきをとここゑに、これは其方そなたさまのにや返上へんじやうせんお受取うけとりなされよと
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
つみ産婆さんばにもあつた。けれどもなかば以上いじやう御米およね落度おちどちがひなかつた。臍帶纏絡さいたいてんらく變状へんじやうは、御米およね井戸端ゐどばたすべつていた尻餠しりもちいた五ヶげつまへすでみづかかもしたものとれた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
植ゑし世の七百里には及ばねど柳ぞなびく辺城へんじやうのあと