“ひろめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
披露目42.9%
広告28.6%
披露19.0%
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともかく当分自前でかせぐことにして路次に一軒を借り、お袋や妹に手伝ってもらって、披露目ひろめをした。案じるほどのこともなく、みんなが声援してくれた。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
丁髷鬘ちょんまげかずら赤陣羽織あかじんばおり裁付袴たっつけばかまおやじどもが拍子木にかねや太鼓でラインしゅとかの広告ひろめ口上こうじょうをまくし立てる。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
亭「能く思い切って云った、よし、己がどこ迄も心得たから、心配するな、ず手拭でも染めて、すぐ披露ひろめをするがい、これ/\これ/\こしらえて」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
のち五年を勅免ちよくめんありしかども、ほふひろめためとて越後にいまししこと五年なり、ゆゑに聖人の旧跡きうせき越地にのこれり。弘法ぐほふ廿五年御歳六十の時みやこかへり玉へり。