“披露目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひろめ90.0%
びろめ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええええ、その方はもう——じつはまだ祝言前ですからお披露目ひろめも致しませんが、許婚いいなずけの婿も決まっておりまするようなわけで、へえ。」
ともかく当分自前でかせぐことにして路次に一軒を借り、お袋や妹に手伝ってもらって、披露目ひろめをした。案じるほどのこともなく、みんなが声援してくれた。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
家号披露目びろめをしてから、一日おいて自前びろめをしたのだったが、その日は二日ともマダムの常子も様子を見に来て、自分は自分で角樽つのだるなどを祝った。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)