“ひょうざん”の漢字の書き方と例文
語句割合
氷山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きたほううみは、依然いぜんとして銀色ぎんいろこおって、さむかぜいていました。そして、あざらしは、氷山ひょうざんうえに、うずくまっていました。
月とあざらし (新字新仮名) / 小川未明(著)
いえ、氷山ひょうざんにぶっつかって船がしずみましてね、わたしたちはこちらのお父さんがきゅうようで二か月前、一足さきに本国へお帰りになったので、あとからったのです。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そして、とおくにゆくまで、そのひかったいただきが、のぞまれたのであります。さびしい、が、くもやぶって、その氷山ひょうざん反射はんしゃしています。
幽霊船 (新字新仮名) / 小川未明(著)