“はひじろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
灰白100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祭列を見るのは夜の十時頃です。海のやうに灯の点つた町を通るのでありながら、やはり夜のことですから、お稚児ちごさんの顔などは灰白はひじろく見えるだけです。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
吊橋つりばし灰白はひじろよ、つかれたる煉瓦れんぐわかべ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
髪も頬髭ほひげ灰白はひじろ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)