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のへぢ
ふりがな文庫
“のへぢ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
野辺地
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野辺地
(逆引き)
いや、
笑事
(
わらひごと
)
ではない。しばらくして——
東
(
ひがし
)
は
海
(
うみ
)
を
限
(
かぎ
)
り、
北
(
きた
)
は
野辺地
(
のへぢ
)
に
至
(
いた
)
るまで、
東西
(
とうざい
)
九
里
(
り
)
、
南北
(
なんぼく
)
十三
里
(
り
)
、
周囲
(
しうゐ
)
十六
里
(
り
)
。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
九月の末、
遽
(
には
)
かに思ひ立ちて、吟心愁を蔵して一人北海に遊びぬ。
途
(
みち
)
すがら、
下河原沼
(
しもかはらぬま
)
の暁風、
野辺地
(
のへぢ
)
の浦の汐風、
浜茄子
(
はまなす
)
の香など、皆この古帽に沁みて名残をとゞめぬ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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