“どころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドコロ
語句割合
50.0%
38.8%
11.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いだらう、僕はまだ見た事がないが。——然し、そんな真似まね出来できあひだはまだ気楽なんだよ。世のなかると、中々なか/\それどころぢやない」
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
いいですか、およそ人間たるものが、心臓を失ったら、立ちどころに死んでしまうでしょう。しかるに君はちゃんとこうして生きて居らるる。
かれころさうとまで薄弱はくじやく意思いしすこしのことにもかれくるしめるときかれ衝動そそつて盜性たうせいがむか/\とくびもたげつゝあつたのである。勘次かんじはもう仕事しごとをするどころではない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)